時期尚早(じきしょうそう)か時期早尚(じきそうしょう)か
ソフトバンクグループの2019年3月期決算発表が行われました。
孫正義会長による質疑応答の中で、おや?と思う場面がありました。
1時間29分23秒あたりの発言のところです。
孫会長「(ソフトバンク)ビジョンファンド2の投資家が、どういう会社、あるいは組織、で、いつ頃、どんな形で、どのくらいの規模で、というのは今語るのはまだ時期早尚(じきそうしょう)ということで...」
ん?時期早尚(じきそうしょう)?時期尚早(じきしょうそう)?
これは結構間違える人がいますが、時期尚早(じきしょうそう)が正解です。
この時期尚早、何かある事を行うことは時間的にまだ早い、ということです。「尚」には「まだ、引き続き、依然として、相変わらず」といった意味がありますよね。「時期としては尚(まだ依然として)早い」という自然の流れで考えれば、間違えることはなさそうです。
決算発表の本論とは関係のない、重箱の隅をつつくような言葉の問題ですが、勉強させて頂きました^ ^